志望校に落ちた、事業がうまくいかない、選手なのに怪我をした・・・など
「もうダメだ!人生終わった!」
など、長い人生1度くらいありますよね。
私の場合は、離婚です。
もちろん人によっては大したことがない話ですし、今の私もそう思っています。ですが私が小さい頃の親世代の人たちの中にはまだ離婚をよく思っていない人が多く、物凄くネガティブに捉えられていたと思います。
なので私の中では小さい頃から「離婚=人生の終わり」でした。だからこそ絶対に離婚しないような人と結婚しなきゃ!とずっと思っていました。
しかし現実はそううまくいかないこともありますよね。私も結局は価値観の違いでお別れしました。まさか自分が離婚することになるなんて!人生の終わりだ!とひたすら人生を悲観していました。
離婚当時31歳、今から7年ほど前。離婚は全く珍しくないです。令和になる少し前?なので全っっっ然離婚に偏見の無い時代です。
ですが私は小さい頃からの周りの環境により、令和直前まで「離婚=人生終わり」でした。
離婚後、もちろん人生が終わることはありませんでした!
日常は続いていき何も変わりません。
この時点で「あれ?」と思いました。
周りの反応もです。離婚のことには触れてきますが、「離婚したんだって?まぁ仕方ないよねー!次次!」くらいの反応で、別に「お前の人生終わったな!」と言われることももちろんありません。
そして何より、自分の心がめちゃ軽くなったんです!
自分でも気づいていなかったんですが、結婚生活が実は苦しかったようです。
特に結婚生活終盤は凄く苦しかったんですが、離婚するよりマシという考えだったので、ずっと辛いのを無意識に隠していたようです。
だから実家に帰って1週間で超元気になり、体重も4キロ増えました笑
その時気づいたのが、自分で勝手に「離婚したら人生終わり」って決めつけていただけで、全然人生終わりじゃないんだな〜と。
もちろん離婚の場合はその場で終了!なので元気になれたのですが、例えば事業で失敗して借金返済がある・選手生命が絶たれたらその後の人生どうすべきか考えなくてはいけないなど、辛いことがもう少し続く人もいるので、比較するものでは無いとは思います。
ですが、どんなことも人生が終わるということは無いです。
「ピンチはチャンス」
って名言ありますよね。語呂がいい?からか気軽に使えてしまうのでちょっと浅い感じにも聞こえますが、
「ピンチがあったらチャンスが来る」のではなく、「いかにピンチをチャンスと捉えるか」という思考の話ですよね。
私は、夫婦生活がうまくいっていなかった時に友達に辛い胸の内を伝えていたら、「なんか人生最悪だね・・・」と言われかなりショックでした。でもこれ、私が「私は辛い!不幸!」と伝えていたから慰めのつもりで言っていたんですよね。(それにしても言い方!)
なので離婚した後は、「私は不幸だ」と言わないようにしよう!と思いました。
周囲にはまだ少し落ち込んでいても”離婚したら元気になった自分”を見せていました。
「離婚したけど元旦那より先に再婚するぞー!既に合コンとか友達からの紹介とかが連日あって、今も5人くらいとやりとりしてるんです〜!」と大嘘こきました。
合コンとかは頑張って行っていましたが、5人くらいとやりとりは完全嘘でした。
でも、私がそう言うことで、「そうか、こいつは離婚後モテているんだ!」と周りが思い込んでくれ、人によっては新しく人を紹介してくれたりといい循環ができていました。
「私は今まで失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を今まで2万回しただけ。」
というエジソンの名言がありますよね。
人はこれを2万回の失敗と言いますが、エジソンは2万回の発見と捉えています。
人生も一緒で、挫折や失敗があっても、それを挫折・失敗と捉えず、発見があったと考えるのがいいですね。
私は今では離婚は最大の人生勉強だったと思っています。
もし離婚していなかったら、今でも「離婚したら人生終わり」という考えを持ち、他のことでも何かに失敗したら物凄く落ち込んでいたと思います。
それを払拭させてくれたのは離婚という経験です。(元旦那よありがとう笑)
みなさんそれぞれ「あー!人生終わった!」と思うポイントは違うと思いますから、挫折した瞬間は落ち込んで悩んで悲観して・・・そんな時間もあると思います。
ですがずっと「もうダメだ!人生終わった!」と思い詰めず、少しでも「これで次また同じ失敗はしないってことだな!」と思う時間も作ってください。
その少しの思考が人生を変えてくれるはずです。
是非やってみてください。
それではまた。
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